月曜日午前中に心筋梗塞のリスク大

心筋梗塞は月曜日の午前中に多発すると言われています。すでに心臓に疾患をお持ちの方は、たとえ前兆がなくても月曜日は要注意です。ここでは心筋梗塞が月曜日に起こりやすい理由、月曜日を安全に乗り切る方法などについて解説します。

月曜日午前中に心筋梗塞が多発

人間の病気の発症と「時刻・曜日・月」との関係を研究する学問を時間生理学と言いますが、時間生理学によると、心筋梗塞が発症しやすい曜日は月曜日とされています。なぜ心筋梗塞の発作は月曜日に発症しやすいのでしょうか?

◆月曜日に心筋梗塞の発作が多発する理由
月曜日に心筋梗塞の発作が多発する理由は、自律神経のバランスの乱れと言われています。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経とは、緊張・興奮しているときに活発に働く自律神経。副交感神経とは、リラックスしているときには活発に働く自律神経です。
土曜日・日曜日は休日ということもあり、リラックスをつかさどる副交感神経が活発化。しかしながら月曜日は一週間の仕事へ向かう緊張感から、逆に交感神経が活発化。この切り替わりのタイミングで自律神経が一時的に乱れ、心筋梗塞を誘発することがあると言われています。
なお時間生理学によると、心筋梗塞の発症率が高い時間帯は午前8時~午前11時。狭心症などをお持ちの方は、月曜日の午前中に要注意ということになります。

月曜日を安全に乗り切る方法

月曜日の朝に心筋梗塞の発作が多い理由は、リラックスから緊張への急激な切り替わり。心筋梗塞を起こさないまでも、多くの人にとって月曜日の朝は憂鬱になるため、昨今では「ブルーマンデー」という言葉まで一般的になってきました。
体調急変の恐れがある月曜日をうまく乗り切るために、たとえば以下のようなことを実践してみても良いでしょう。

◆月曜日はスロースタートの日とする
月曜日の仕事量を減らしてみてください。月曜日から大量の仕事があるというプレッシャーから解放されることで、自律神経の切り替えは緩やかになるでしょう。

◆月曜日の朝に自分にご褒美を与える
たとえば月曜日の朝はホテルで朝食を摂るなど、何らかのご褒美を自分に与えるようにしてみてください。月曜日の朝に楽しみがあるとの感覚が刷り込まれれば、自律神経が急激に変化することもなくなるでしょう。

考え方のポイントは「月曜日におけるオンとオフの境目をぼかす」ということ。上記はそのための例に過ぎません。自分なりのオンとオフのぼかし方を考えてみてください。