ショック回避

心筋梗塞を起こす原因としては、強いショックが加わってしまうことがあげられます。穏やかに生活をしているつもりでも、じつは趣味を楽しんでいるときや、普段の行動においても心臓にショックが加わる瞬間は存在するもの。こちらでは、普段の生活において心臓への負担を避け、心筋梗塞を予防するポイントについて紹介します。

趣味の時間で注意したいこと

読書

ゆっくりと読書を楽しむことは心身のリラックスになり、心筋梗塞の予防や回復に役立つ趣味です。しかし読書の際に長時間同じ姿勢でいることで、血流が停滞し疲れが蓄積されてしまい、かえって心臓に負担をかけてしまう可能性があります。

特に最近心筋梗塞などの疾患を引き起こした人は、1時間ごとに休憩することを心がけてみてください。休憩時には手足の運動を軽く行って、血流の改善を図るようにしましょう。

映画

映画を鑑賞するのも、激しい運動をしないという点で心臓に疾患がある方に適した趣味です。ただし、鑑賞する映画の内容には気をつけてください。急にドキッとする場面が何度も出てくるホラー映画や、固唾を飲んで展開を見守るミステリーなどは、心臓に負担がかかってしまいます。

また、自分が苦手とするジャンルや、戦争・バトルなどの残虐なシーンがある映画も見ないようにするのが無難です。できるだけ穏やかな気分になれる映画を選択することが、ショック回避につながります。

カラオケ

心筋梗塞を避けるにはストレス解消が重要であり、カラオケで気持ちよく歌うことも効果的ではあります。また適度に歌うことによって血行が促進され、血管障害を予防して心筋梗塞のリスクを回避することにもつながるでしょう。

しかし注意したいのは、歌い方です。いきんで無理な音程で歌ったり、大きな声を出したりすると逆に心臓に負担をかけてしまいます。歌うときは軽い鼻歌程度に抑えておきましょう。

心臓の負担になる生活シーン

環境の変化

仕事における昇進やステップアップのための転職、結婚などのライフイベントを迎えることは気持ちが前向きになれるうえ、これからの生活に期待も膨らむでしょう。しかしこうしたときにも、ストレスがかかっていることは多いです。

新しい環境への不安やストレスを感じたとき、自律神経のなかで交感神経が優位になり、血管が収縮して血圧が高くなります。これが心臓に負荷をかけることになってしまい、心筋梗塞のリスクを高めてしまうのです。新天地に身を置くときは、自分のストレスとまず向き合うようにしましょう。

怒ったりイライラしたりする

ある調査では、激しく怒ったりイライラしたりすると大きなストレスがかかり、心臓への負担が大きくなるという結果が出ています。怒ることで攻撃ホルモンと呼ばれるアドレナリンが分泌され、血圧が上がって心臓に負担をかけてしまうのです。

特に、1ヵ月の間に何度も激しく怒るようなことがあると、心筋梗塞のリスクが高まるといわれています。ショック回避のためには家族や友人と感情を共有する、自分自身を許容するように心がけることなどが有効です。

過度な緊張

たとえば人前に立ってスピーチをする場面や、大切な打ち合わせの直前などは緊張が一気に高まります。こうしたときにも交感神経が優位になって血圧が一時的に上がり、心臓に負担をかけてしまう一因です。

日常生活において、ある程度緊張するシーンは出てくるもの。そのときには意識して深呼吸を心がけるなど、緊張をほぐす工夫をしてみましょう。