循環器疾患リスクチェック

いつ発症するかわからないのが心筋梗塞です。ですが、最近では心筋梗塞をはじめとする、心疾患の発症確率を予測できる方法が開発されました。この予測法は国立がん研究センターが、約15,000人の16年間のデータから開発したもので、精度がかなり高いことも確認されています。

心疾患リスク予測モデルについて

リスクチェックの概要

循環器疾患リスク予測モデルは、40~69歳の方が使用できるもので、年齢や身長、体重、喫煙の有無、血液検査の数値などを入力することで予測することが可能です。数値を入力すると、心筋梗塞と脳梗塞を発症する確率が表示されます。同時に、発症確率を低くするために改善すべき点や、改善した際の心疾患発症率も表示されるので、リスクを予測するだけではなく、心疾患の予防のために活用することもできるでしょう。

自宅で簡単に健康状態をチェックできる

この予測モデルは、コレステロールや中性脂肪などの血液検査結果、血圧、血糖値が判明していれば、インターネットでも利用できます。リスクチェックでは、その日から取り組めるような改善策が提示されるので、心筋梗塞の予防をはじめたい方に最適です。自宅で簡単に現在とこれからの健康状態を知ることができるチェック方法ですので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

循環器疾患リスクチェック

予測モデルを利用した事例

50代で喫煙している男性の予測事例

50代で日常的に喫煙をしていて、治療中の病気がなく、血圧やコレステロール値が高めの男性は多いと思います。そこでこのような条件の男性が、循環器疾患リスクチェックを使って、心筋梗塞の発症確率を予測したモデルを紹介します。

診断結果を見て予防に励むことが大切

この男性は、最大血圧153mmHg、最小血圧92mmHg、空腹時血糖132mg/dl、HDLコレステロール35mg/dl、LDLコレステロール158mg/dl、トリグリセライド185mg/dlと、全ての項目において思わしくない結果が出ています。この場合、今後10年間の心筋梗塞発症確率は12.6%です。この診断結果を参考にして、数値を改善するための対策をはじめ、心筋梗塞予防に取り組むことが最も重要です。