動脈硬化の予防にかぶが効果的な理由

動脈硬化を予防して心筋梗塞を引き起こさないようにするには、毎日の食事に注意を払うことも大切です。血管を健康に保つのに効果的な食べ物のひとつがかぶ。お漬物から生食、煮ものなど、いろいろな食べ方ができる便利な食材です。効率的な食べ方をご紹介しましょう。

かぶの栄養成分

食物繊維

かぶはアブラナ科の野菜で、緑黄色野菜である葉の部分と、白色野菜である白い部分に分かれています。栄養価も部位によって違いがあり、βカロチンのような緑黄色野菜に多い栄養素は葉の部分に多いです。

かぶの栄養素で注目したいのは食物繊維。食物繊維は身体に消化吸収されないため、昔は食べ物のカスと考えられていたこともありました。しかし、近年は食物繊維が腸内環境を整える働きを持っており、便秘解消に役立つことが広く知られています。

コレステロールやナトリウムなどの生活習慣病のリスクとなる成分も体外へ排出しやすくなるため、結果的に心筋梗塞の予防につながるのです。

かぶの旬

旬は2回ある

かぶは旬の季節が3~5月と10~11月の2回ある野菜です。春には柔らかい食感のものが増え、秋には甘みの強いものができます。かぶは鮮度が落ちやすい野菜なので、旬のおいしいかぶが手に入ったらすぐに調理をして食べるようにしましょう。

食べ方は簡単なサラダにするほか煮込む、漬けると豊富です。生でスライスしてスモークサーモンやオリーブと合わせるとおしゃれな一品が出来上がります。また、火が通りやすいので、ひき肉と煮込んで楽しむのも良いでしょう。漬物でもおいしいかぶですが、できれば塩分を抑えてヘルシーに利用したいものです。少量の塩でもんで浅漬けにすると健康的でシンプルにいただけます。

かぶはアクもなく、下茹では必要ありません。皮も柔らかく調理に手間がかからないので、旬の時期には積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

かぶの選び方

ずっしりとした重み

かぶの選び方で重要なのは鮮度の高さ。生食にもできるので、新鮮で生でもおいしく食べられるものを選びましょう。

葉の部分はきれいなグリーンでしゃっきりしているものを選びます。茎と葉がまっすぐに張っているのも新鮮さの目安です。

また、白い部分はずっしりと重みがあるものが良いでしょう。重さはみずみずしく水分をたっぷりと含んでいる証です。また、かぶの白い部分は、根というよりも根と茎の中間部分が膨らんだもの。縦に長く成長する一部の品種を除き、白い部分は横に張った状態のものが良いとされています。表面が艶やかなものを選ぶこともポイントのひとつです。

かぶの保存方法

葉と実は別々に保存

かぶは冷蔵でも冷凍でも保存が可能です。使いきれなかった分のかぶは、葉と白い実の部分は切り離しておきます。気温の低い季節には、冷蔵の必要はなく常温保存できますが、基本は野菜室の利用が良いでしょう。丸のままであれば、葉を切った後で新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋へ入れて冷蔵します。冷蔵したかぶは4~5日で食べ切りましょう。

切ったかぶは冷凍保存が適切です。濡らしたペーパーに包んだら、ジップ式のビニール袋に入れて冷凍します。皮を剥いて調理しやすい形にし、水気を切ってラップに包んで冷凍すると、長期保存も可能です。

 

心筋梗塞・狭心症を予防
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