赤ワイン

 

一般的に、黒ブドウ品種と呼ばれる、皮が紫色のブドウを用いて作られる赤ワイン。ポリフェノールをはじめとする多くの健康成分に期待してワインを愛飲している人も多いのではないでしょうか。赤ワインはお酒なので飲み過ぎは厳禁ですが、動脈硬化や認知症の予防、血圧を下げるなど多くの作用が期待されています。

赤ワインが健康に良いとされる理由

動脈硬化を予防

赤ワインを多くのむフランス人には、動脈硬化が少なく、心臓疾患による死亡率も低いというデータがあります。これは、赤ワインに含まれるポリフェノールのひとつ、レスペラトロールと呼ばれる成分に、動脈硬化を防いでくれる抗酸化作用があるからだと考えられています。

血圧を下げる

ワインには多くのカリウムが含まれていますが、このカリウムは体内に存在しているナトリウムと結合することにより、塩分を排出させて血圧を下げてくれます。さらに、ポリフェノールが血液をサラサラにする効果もあることから、血圧を下げる働きがあると言われています。

認知症予防にも期待

さらに、レスペラトロールは認知症の予防にも役立つと考えられています。フランス・ボルドー大学の調査によると、「ワインを毎日3〜4杯飲んでいる人は、飲んでいない人に比べて認知症の発症リスクが約5分の1になる」という結果が出ています。

 

赤ワインに含まれている健康成分

ポリフェノール

赤ワインには、ポリフェノールの中でもリスペラトロールと呼ばれる成分が豊富に含まれています。このポリフェノールはコレステロールの酸化を防いで動脈硬化を予防したり、認知症を予防するなど多くの健康効果が期待されている物質です。

日本人に不足しがちなミネラル

ワインには、カリウムやカルシウム、マグネシウムなど、日本人に不足しがちなミネラル分が多く含まれています。カリウムによる血圧降下作用など、ミネラルは正常な血管や心臓の機能に必要な成分です。また、美容にも良い成分として知られています。

 

赤ワインのおすすめの摂り方

ピノ・ノワールで作られたワインを選ぶ

さまざまな健康効果をもたらしてくれるポリフェノール・レスペラロールは、ワイン原料の中でも「ピノ・ノワール」という品種のブドウに多く含まれています。ピノ・ノワールは果皮が薄くカビに弱いため、カビに対抗するための成分を自身で多く作り出すと言われています。そのため、ポリフェノールを多く摂取したい場合には、ピノ・ノワールで作られたワインを選ぶと良いでしょう。

他の飲み物で割る

赤ワインは健康に良い成分が多く含まれているものの、渋みが苦手という人もいるかもしれません。その場合には、他の飲み物で割ることで飲みやすくアレンジするという方法もあります。例えばコーラやジンジャエール、カルピスなど。ワインが苦手で飲めないという人でも、お気に入りの組み合わせを見つけることで楽しく飲めるようになるかもしれません。

おすすめのレシピ

体を温めるホットワイン

ホットワインは、マグカップにワインと好みのスパイスやハーブ(シナモンやジンジャー、スターアニスなど)、砂糖を入れてラップをし、レンジで温めるだけで完成します。レンジを使用しない場合には、小鍋に材料を全て入れて温めることで作ることができます。

オレンジジュースをプラス

ポリフェノールたっぷりの赤ワインに、ビタミンCやベータシアニンカロテンなどが多く含まれるオレンジジュースを混ぜるのもおすすめ。免疫力アップも期待できます。赤ワインの渋さもまろやかになるため、渋みが苦手な人も試してみてはいかがでしょうか。

コーヒーの組み合わせる

ワインとコーヒーを組み合わせた「ワインコーヒー」という飲み方もあるようです。作り方はインスタントコーヒーを熱湯で溶かし、そこに赤ワインを入れてレンジで加熱。お好みで砂糖やハチミツを加えます。赤ワインもコーヒーもポリフェノールが含まれているため、より多くのポリフェノールを摂取できるというメリットがあります。

 

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赤ワインを摂取する際の注意点

Point

01

ワインには体に良い成分が多く含まれているものの、当然飲み過ぎには注意する必要があります。1回の飲酒ではグラス2杯程度を目安に楽しむと良いでしょう。

 

Point

02

赤ワインを飲む際には、口腔内の環境に注意することが必要です。赤ワインに含まれるポリフェノールは、歯の着色汚れ(ステイン)の原因になるためです。ステインを予防するためには、ワインを飲んだ後には口をゆすいで、歯に付着している成分を洗い流すと良いでしょう。

 

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