動脈硬化の予防に玉ねぎが効果的な理由

玉ねぎは健康に良く、特に血液に作用すると言われています。玉ねぎを積極的に摂ることで動脈硬化のリスクを減らし、心筋梗塞を予防できる体作りをしましょう。玉ねぎに含まれる成分や調理時の注意点を紹介しますので参考にしてみてください。

玉ねぎに含まれる血液サラサラ効果

高血圧や動脈硬化の予防

玉ねぎに含まれる成分のうち、硫化アリルが血液に良い影響を与えると言われる要素。硫化アリルはネギ類に含まれる代表的な成分で、特有の香りやピリッとした辛味を出しています。

動脈硬化は血液の流れを妨げる原因を作り、心筋梗塞のリスクを高める病気です。血管の壁が刺激を受けることで徐々に症状が進行すると考えられており、糖尿病や高血圧を引き起こす生活や食事で悪化します。玉ねぎに含まれる硫化アリルには、血中の悪玉コレステロールを減らす作用や血栓を予防する効果があるため、動脈硬化の予防につながるのです。

動脈硬化の進み方はゆっくりと静か。それがある時突然、心筋梗塞などの症状を引き起こします。心筋梗塞を予防するためには、動脈硬化を回避する食生活を心がけることが大切です。

糖尿病を改善する効果も

玉ねぎの持つ硫化アリルには、三大生活習慣病のひとつである糖尿病を改善する効果を持つものがあります。それが、硫化アリルの1種であるアリルプロピルジサルファイドです。

アリルプロピルジサルファイドは辛味成分であり、糖尿病の症状である高血糖の状態を改善する作用を持ちます。また、血糖値を正常に戻すだけでなく、血液をサラサラにする効果も期待できます。コレステロールや中性脂肪を減少させるうえ、血圧を下げるのにも役立つのです。

玉ねぎの効果的な調理法

生食が一番

血糖値を下げたり、動脈硬化を予防したりといった効果を得るには、玉ねぎは生で食べることを意識しましょう。玉ねぎはいろいろな料理で利用されており、加熱すると甘くなる特徴を活かした調理法もあります。しかし、甘くなるのは動脈硬化に対し有効にはたらく硫化アリルが失われたためです。上記でも述べたように、硫化アリルは辛味や独特な風味を出す成分であり、加熱すると甘くなるのは硫化アリルが減ったことを示します。

硫化アリルの作用を残した状態で玉ねぎを摂取するには、加熱せず生で食べることが大切です。オニオンスライスやサラダなどで、その辛味や風味を楽しむようにすると良いでしょう。辛味や独特の風味が苦手な人は、すりおろしてドレッシングに混ぜるのもおすすめです。

調理時の注意点

玉ねぎは、生食で使用することで有効成分硫化アリルのはたらきを活かしやすくなります。しかし、生で使用する場合にも調理時には注意が必要です。

玉ねぎの硫化アリルは水溶性の成分になります。水にさらすことで辛味が和らぐのは、水の中に硫化アリルが流れ出してしまうためです。水にさらす場合には長時間置いておかず、2、3分程度に抑えるようにしてみてください。また、玉ねぎを刻んで15分以上放置するとさらに高い効果が期待できます。これは硫化アリルが安定し、成分が壊れにくくなるためです。

 

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