動脈硬化の予防ににらが効果的な理由

にらは中華料理などでも見かける食材であり、スタミナ効果があると言われています。さらに血液をサラサラにして動脈硬化や心筋梗塞の予防にも役立つ野菜です。にらの成分と使い方を知り、効果的に健康維持に役立てましょう。

にらの栄養成分

βカロチン、ビタミンCなどの抗酸化物質

にらは、緑黄色野菜に多く含まれているカロチンやビタミンなどを摂取できる食材です。ブロッコリーと比較しても約4倍のカロチンを含んでいます。カロチンの中でも有名なβカロチンは、抗酸化作用によってコレステロールの酸化を抑える働きがあるため、動脈硬化を防ぐのに有効です。

また、にらにはビタミン類も豊富なのが特徴。特にビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質がバランス良く含まれています。これらも活性酸素を除去してコレステロールの酸化を予防する成分です。βカロチンやビタミン類が互いに協力して、活性酸素のリスクを下げてくれるでしょう。

そのほか、高血圧の原因となるナトリウムの排出を促すカリウムも多く含まれています。高血圧は血管の負担となるため、心筋梗塞予防のためにも摂っておきたい成分です。

硫化アリルなどのイオウ化合物

にらには、硫化アリルというイオウ化合物も含まれています。硫化アリルはアリシンというネギの仲間に多く含まれる抗酸化物質です。ニンニクや玉ねぎにもこの成分が含まれており、活性酸素による酸化を防ぐほか、発ガン抑制作用や血行促進作用、血栓を取り除く作用など、血液や血管の健康を保つ効果が期待できます。健康な血管を保つことが動脈硬化の予防につながり、心筋梗塞や脳卒中のリスク低下につながるのです。

また、硫化アリルはビタミンB1の吸収を助けるため、疲労回復にも役立ちます。血管に不安を感じる人だけでなく、野菜不足を気にしている人も積極的に摂取すると良いでしょう。

にらの選び方

葉の色に注目

にらを選ぶときは、葉の色に注目します。葉が濃い緑色をしていて、つやがあるのが良いにらです。葉がしっかりとしていて、根元を持って立てても折れ曲がらないものを選びましょう。

また、切り口や葉の先にみずみずしさがあるものがおすすめです。葉が折れていると折れた部分から傷みが進んでしまうため、できれば折れていないものを選ぶようにしましょう。

にらは風に当たるとしおれ、水に濡れると傷みやすい野菜です。鮮度が命となるため、しっかりと鮮度を見極めて、新鮮なものを買ったら早めに使い切りましょう。

にらの調理方法

ビタミンB1や油を使うと吸収率が高まる

にらの持っているアリシンはビタミンB1との相性が良く、肉類との組み合わせが適しています。また、βカロチンは脂溶性のため、油を使って調理することで効率よく摂取することが可能です。にらを食べるときは、肉類などのビタミンB1が豊富な食材や油を一緒に使うようにしましょう。にらと豚肉、牛肉にインゲンマメやレモンを添えれば疲労回復に効果的です。

また、にらとしょうがやニンニク、味噌などを合わせると相乗効果で冷え症の改善に役立ちます。肥満や糖尿病などの生活習慣病が気になる人は、トマトやニンジン、しいたけ、しらたきなどを合わせても良いでしょう。

にらは基本的に生でも食べられるので、火を通しすぎないようにして、歯ごたえを残すようにします。栄養成分の損失も防げますし、色や味わいも残すことができ、おいしく食べられるでしょう。

 

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