動脈硬化の予防にネギが効果的な理由

ネギは血液サラサラ効果のある成分を持っています。血管や血液の状態の悪化を食い止めることで、動脈硬化や心筋梗塞などの予防効果が期待できるのです。ネギの上手な食べ方を知り、毎日の食事で健康維持を目指しましょう。

ネギの栄養成分

アリシン

アリシンはネギの独特な匂いや辛みを作っている成分です。玉ねぎにも含まれており、玉ねぎを切った時に目にしみるのもアリシンが関係しています。

アリシンの作用は血液の凝固を遅らせること。これにより、血栓をできにくくする効果が期待できます。心筋梗塞や脳梗塞は血栓が血管に詰まることで引き起こされるため、アリシンを摂って血液の流れを良くすることが予防につながるのです。

また、血糖値を下げる働きもあるため、糖尿病の人や血糖値が高めの人にもアリシンがおすすめ。血糖値の上昇は糖尿病の引き金となります。糖尿病は動脈硬化を進行させる要因でもあるため、アリシンを摂取することでリスクを下げることが可能です。

βカロチン

βカロチンは、緑黄色野菜などに含まれるカロテノイドですが、ネギにも豊富に含まれています。強力な抗酸化作用を持っているため、活性酸素を除去して動脈硬化のリスクを下げることが可能です。

また、βカロチンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAには粘膜や皮膚を正常に保つ働きがあるため、血管を健康に保つ効果が期待できるでしょう。ビタミンAを過剰摂取するとめまいや腹痛といった中毒症状が現れることがありますが、βカロチンの形で摂取すれば必要な分のビタミンAしか作られません。ネギのβカロチンは安心して摂取することができます。

ネギの選び方

青ネギと白ネギどちらがおすすめ?

血液サラサラ効果を期待したい人には、白ネギがおすすめです。青ネギよりも多くのアリシンを含んでいます。一方、ビタミンAやC、カルシウムなどの総合的な栄養素を豊富に持っているのは白ネギよりも青ネギです。トータルな栄養素をネギで補給したい人は白ネギよりも青ネギを選ぶと良いでしょう。

どちらのネギにも健康に良い成分が含まれていますが、強化したい栄養素がある場合には種類を選んで使用することも大切です。

なお、アリシンは水溶性のため、水につけると溶け出してしまいます。辛みを取り除くために水にさらす場合は、長時間つけっぱなしにすることは避けましょう。また、時間が経つほどアリシンの含有量は減ってしまうので、新鮮なネギを選んで食べる直前に調理すると無駄がありません。

ネギの保存方法

使いやすい大きさに切り分ける

ネギを保存する時は、栄養を失わないような方法を選びましょう。冷蔵も冷凍も可能であり、冷凍であれば1ヶ月くらいの長期保存もできます。

冷蔵で保存する場合には、洗って水気を取ってから使いやすい大きさに切ってラップに包み、ポリ袋へ入れて野菜室に入れてください。使いかけの場合も同様です。葉ネギの場合には新聞紙に包んで冷蔵しましょう。そのほか、切ったネギを薄く水を張ったビンに立てておく方法なら、10日ほどみずみずしい状態を保てます。

冷凍する場合には、みじん切りや小口切りにしておくとすぐに使いやすくて便利です。ただし、使う直前に刻んだほうが栄養価は保たれます。加熱によっても栄養が流れ出てしまうので、解凍の際は電子レンジは使わないようにしましょう。

 

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