ココア

 

寒い季節には、あたたかいココアが恋しくなってくる人も多いかもしれません。カカオ豆から作られるココアは嗜好品として愛されるだけでなく、ポリフェノールをはじめとするさまざまな健康成分が多く含まれています。そのメカニズムやおすすめの摂取方法などについて知っておきましょう。

ココアが健康に良いとされる理由

動脈硬化を予防

心筋梗塞や狭心症など、さまざまな疾患を引き起こす動脈硬化は、活性酸素の影響によってコレステロールの酸化が起こり、血管内皮に付着してしまうことが原因で起こります。しかし、強い抗酸化力を持つカカオポリフェノールを摂取することで、コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防できると言われています。

血流を促進し
冷え・むくみを解消

女性の場合、冷え性に悩まされている人も多いことでしょう。カカオポリフェノールは、抹消血管を拡張することにより、手足の血流を促進してくれます。血流の改善によって手足の冷えが解消され、むくみの解消も期待できます。

美肌を保つ効果

肌荒れには活性酸素が大きく関係していますが、「カカオポリフェノールを多く含む製品を12週間摂取することで、皮膚の角層水分量の低下が抑えられる」というデータが報告されています。また、紫外線を浴びた際にも、皮膚の赤みを抑えられると言われており、カカオポリフェノールを摂取することが美肌をキープするために作用すると期待されています。

アレルギーの改善・症状の軽減

ココアに含まれるカカオポリフェノールには、アレルギーの改善効果も期待されています。カカオポリフェノールが持つ抗酸化作用によって活性酸素の働きを抑えることができるため、アレルギーの予防や症状の軽減といった効果があると言われています。

 

ココアに含まれている健康成分

カカオポリフェノール

ココアに含まれているカカオポリフェノールは強い抗酸化力を持っており、コレステロールの酸化を防いでくれる働きがあります。そのため動脈硬化の予防に役立ち、さまざまな疾患を予防することにつながります。加えて、冷えの改善や美肌、アレルギー症状の改善や軽減にも働きかけると期待されています。

食物繊維

ココアには不溶性食物繊維のひとつであるリグニンが多く含まれていることも大きな特徴です。リグニンは人の消化酵素で分解されにくく、便の量を増やして排便回数を増やし、腸内環境を整えることができます。また、便に含まれるアンモニアの量を減らし、便の臭いを改善することができると言われています。

リラックス効果が期待されるテオブロミン

ココアには、大脳皮質を刺激することで集中力や記憶力を高めるテオブロミンが含まれています。テオブロミンは、脳内ホルモンであるセロトニンを増加させることによってリラックス効果が得られるとも言われています。テオブロミンはカフェインとよく似た化学構造をしていますが、その効果が穏やかであり、興奮作用が少ない点も特徴と言えるでしょう。

 

ココアのおすすめの食べ方

ほどほどの摂取量を守る

ココアを摂取する方法としては、お湯や牛乳で溶かして飲むのが一般的でしょう。その際の摂取量は、ミルクココアであれば1日1杯が目安。ピュアココア(カカオ豆100%の純ココアパウダー)であれば1日2〜3杯が目安です。

飲む目的によって時間を変える

ココアを飲むことによってさまざまな効果が得られます。例えばダイエット目的であれば夕食前、便秘を解消させたいなら朝の空腹時、美容目的であれば夕食後といったように、目的によって飲む時間を変えると良いでしょう。

ピュアココアには蜂蜜などがおすすめ

ピュアココアは体に良い成分が含まれていますが、甘みがないため飲みにくいと感じる人も多いことでしょう。甘味を加える際には、砂糖を加えるのではなく蜂蜜やオリゴ糖、低糖質の甘味料がおすすめ。ただし、入れすぎると太ってしまう可能性もあるので、適度な量を入れるようにしてください。

おすすめのレシピ

冷え性改善に生姜ココア

ココアにすりおろした生姜を入れるだけのお手軽レシピ。2つの食材を組み合わせることによって、冷え性の改善が期待できます。生姜の量はお好みで入れて問題ありません。

豆乳を加えて美肌効果アップ

カップにココアと砂糖を入れて、お湯でよく溶かし、豆乳を入れて完成。豆乳に含まれる大豆イソフラボンとココアポリフェノールの抗酸化作用を組み合わせた、女性にオススメのレシピです。

甘酒ココアで代謝を上げる

ビタミン類を多く含み、「飲む点滴」とも言われる甘酒をココアにプラス。甘酒とココアを耐熱カップに入れ、そこに豆乳を入れて電子レンジで温めるだけで出来上がり。温まりたいときにお手軽にできます。

 

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ココアを摂取する際の注意点

Point

01

一般的に嗜好品として飲まれているココアには、ミルクや砂糖が含まれており、飲みすぎると太るなどのデメリットがあります。体に良い成分が含まれていることは確かですが、1日に何杯も飲んでしまうと、カロリー摂取過多に繋がるため注意が必要と言えるでしょう。

 

Point

02

ココアを飲みすぎると頭痛につながることがあります。その詳しいメカニズムは未だにわかっていないものの、ココアを飲むことによって脳の血管が拡張し、神経を刺激しやすくなるためではないかと考えられています。そのため、片頭痛持ちの人はココアを飲み過ぎないように注意してください。

 

心筋梗塞・狭心症を予防
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