動脈硬化の予防にアスパラガスが効果的な理由

アスパラガスが健康効果の高い野菜ということはご存知でしょうか。アスパラガスに含まれている成分には動脈硬化を予防して、心筋梗塞のリスクを抑える効果が期待できます。上手に取り入れて血管の健康を維持しましょう。

アスパラガスの栄養成分

ルチン

アスパラガスにはルチンという成分が豊富に含まれています。ルチンは、そばなどに豊富に含まれる成分として知られる栄養素です。実はアスパラガスには、そばに匹敵するほどのルチンが含まれています。

ルチンは、ビタミンCがコラーゲンを生成する際に使われる成分であり、ルチンによってコラーゲン生成が促進されると言われています。コラーゲンは肌の弾力を維持する美容効果で知られていますが、血管の弾力を保つためにも必要な成分です。毛細血管の弾力性を保つことが血流の改善につながるため、動脈硬化の予防が期待できます。

グルタチオン

グルタチオンは、アミノ酸が連なった状態の化合物で、悪玉コレステロールの酸化を抑える働きを持っていると言われる成分です。悪玉コレステロールは、酸化することで血管の壁に貼り付きやすくなり、血管を固くするリスクを高めます。グルタチオンは悪玉コレステロールと活性酸素との結びつきを防ぐことで、血流の停滞を防ぐ効果が期待できるのです。

グルタチオンが悪玉コレステロールを直接減らすわけではありませんが、働きを抑えることで間接的に動脈硬化を予防することができます。

アスパラガスの選び方

新鮮なアスパラガスを見分ける

野菜の栄養価は収穫したときからだんだん下がっていってしまいます。アスパラガスを選ぶ際も、できるだけ新鮮なものを見分けることが大切です。店頭でアスパラガスを選ぶ際は慎重に商品を見てみてください。基本的に、緑色が鮮やかなものや固く締まったものを選びましょう。

特に注目したいのは、茎の状態です。茎が太くてふっくらとしたアスパラガスは、柔らかくみずみずしいものが多くなります。「ハカマ」と呼ばれる三角形で褐色をした節もポイントのひとつ。ハカマが少ないアスパラガスは新鮮で柔らかいものが多いでしょう。また、この形が整ってきれいな三角であるものは食感が良いアスパラガスです。

アスパラガスの調理法

水溶性ビタミンの保持がポイント

アスパラガスは、水溶性ビタミンを豊富に含んでいますが、それを損なわないためには調理方法が重要です。アスパラガスは茹でて調理することが多いですが、正しい茹で方を理解することで栄養価を保ったまま食べることができます。

ポイントは、茹でた後の冷却です。冷やすことでビタミンの損失を抑えられます。また、茹ですぎを回避して穂先から根元まで均一に仕上げるには、先に根元から入れて穂先と時間差をつけるのがコツ。また、水溶性ビタミンが流れ出にくいため、焼いたり揚げたりして食べるのもおすすめです。

アスパラガスの保存方法

乾燥させないことを意識

アスパラガスを保存する際は、乾燥させないように注意することが大切です。冷蔵で保存する場合は、アスパラガスを袋やラップ、濡れた新聞紙などに包んで乾燥を防ぎます。できるだけ穂先を立てた状態で保存するようにしましょう。横にしたままにすると、穂先が上を向こうとして栄養を使ってしまいます。

また、アスパラガスは冷凍保存もできます。冷凍する場合には、下茹でをして冷まし、長さを整えてから一気に凍らせます。バットなどに広げて冷凍したら、保存バッグに移しましょう。組織内の氷の結晶は食感が劣化する原因になるため、結晶が大きくならないよう手早く処理することが大切です。

 

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