クエン酸・酢酸

 

レモンや梅干しに含まれる酸味成分クエン酸や食酢に含まれる酢酸は、疲労回復効果があり、肥満の原因となる乳酸や脂肪を分解・燃焼して、代謝力を高めます。クエン酸には尿酸の排出作用があり、痛風・心筋梗塞・狭心症の予防・改善効果があります。また酢酸も血圧低下や、血糖値の上昇を抑える働きがあり、生活習慣病の予防・改善効果が期待できます。

 

クエン酸・酢酸の基礎知識

エネルギーに変える「クエン酸サイクル」に関わる重要な成分

クエン酸は、レモンや梅干しなどの酸味成分です。かんきつ類に多く含まれ、体内の代謝を円滑にする働きがあります。食事から栄養素を取り入れると、体内の「クエン酸サイクル」の働きで消化して、エネルギーに変わります。クエン酸不足になると、円滑に機能しなくなって体内に疲労物質が溜まり、体脂肪の増加を招きます。「梅干しを食べると疲れが取れる」といわれるのは、クエン酸が体内の疲労物質「乳酸」の生成を抑を抑えて代謝力を高めてくれるからです。

古くは医療用として使われていた酢の酸味成分「酢酸」

酢酸は食酢や黒酢に含まれる酸味や刺激臭です。酢の製造過程で、アルコール発酵した酢酸菌が酢酸発酵して酢酸になります。その昔は医療用として酢を使っていたという記録もあるように、酢酸には優れた健康効果があります。大脳の摂食中枢を刺激して食欲が増し、唾液の分泌を促して消化を助けます。クエン酸と同様、クエン酸サイクルを活性化させる働きがあり、疲労回復や内臓脂肪の減少、血圧低下などの効果があります。また食酢にはクエン酸も含まれています。

 

クエン酸・酢酸の由来

紀元前460~377年の古代ギリシャ時代の古い記録によると、難病治癒のためにお酢を使っていたとあります。日本では4世紀からお酢の醸造が始まり、7世紀の聖徳太子時代にはお酢造りの官職を置くなど、当時は貴重なものでした。クエン酸効果が科学的に証明されたのは1784年。スウェーデンの科学者が、レモン果汁から発見。1953年には、ノーベル医学生理学賞受賞者により、クエン酸サイクルが発見されました。

 

クエン酸・酢酸の効果・効能

尿酸値を抑えて痛風や心臓病を予防するクエン酸

クエン酸には、体内のクエン酸サイクルを活発にする作用があり、疲労物質の発生を抑えて筋肉痛をやわらげたり、疲労回復効果があります。代謝力が高まるので、糖や脂質、たんぱく質が燃焼しやすくなり、ダイエットに効果があります。もう一つ注目したいのが、尿酸を弱酸性に変える作用があること。酸性が強くなると尿酸値が高くなり、心臓病や痛風リスクが高まりますが、尿酸値を抑えることで、心筋梗塞・狭心症、痛風の予防・改善効果が期待できます。

血圧や血糖値の上昇を押させて生活習慣病を予防する酢酸

酢酸はクエン酸と同じ効果のほかに、脂肪の減少や血圧低下、血糖値の上昇を抑える効果があることが、科学的に検証されています。毎日15~30mlのお酢を12週間摂取したところ、内臓脂肪が6.72cm、血中中性脂肪も減少しました。別の研究では、血圧高めの人が1~2か月後に血圧低下。また大さじ1杯で血糖値の上昇抑制が確認されました。これらにより、酢酸には生活習慣病の予防・改善に効果的であることがわかります。

 

摂取の目安量と方法

1

1日2~5ℊ小分けにしてビタミンBと一緒に摂取

クエン酸・酢酸の1日の摂取量は、普通に生活している人は2ℊ、スポーツや作業量の多い人は5ℊぐらいを目安にするといいでしょう。ポイントは、小まめに分けて摂取すること。時間が経つと体外に排出されてしまうので、一度に大量摂取しても効果がありません。またエネルギー生成をよくするには、ビタミンBを一緒に取ること。特にスポーツなどで疲労が激しいときは、100%果汁ジュースや果物等、糖質も一緒に摂ると、エネルギー生成がよりよくなります。

2

胃腸の弱い人は
サプリがおすすめ

クエン酸・酢酸は酸味が強いため、大量に摂取すると胃腸が荒れてしまうことがあります。胃腸が弱かったり、酸味が苦手な人は、黒砂糖やハチミツなどを混ぜるといいでしょう。それでも胃腸が心配という人は、サプリメントがおすすめです。カプセルや錠剤の中にクエン酸・酢酸成分が濃縮されているので、胃腸を荒らすことはありません。酸味が苦手な人でも安心です。食後のデザートと合わせて、サプリメントを上手に活用して、無理せず摂取しましょう。

 

 

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サントリーの「黒酢ニンニク」

出典元:サントリー公式通販(http://www.suntory-kenko.com/supplement/pouch/43371/)

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出典元:やずや公式通販(http://www.yazuya.com/items/kouzu/kouzu/)

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心筋梗塞・狭心症を予防
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