心筋梗塞の再発予防には食事の見直しが大切

動脈硬化や血管内に血栓ができることで発症する心筋梗塞。血管が閉塞し、心臓の一部が壊死してしまう病気ですが、その再発リスクは低くはありません。再発を防ぐためには、まず食事を改善する必要があります。自分の身体を守るためにも、毎日のご飯の食べ方を見つめ直してみましょう。

再発予防のために体重管理を

肥満は心臓の負担になる

心筋梗塞の方は、肥満体型に悩まされていることが多くあります。肥満は心臓に負担を与えてしまうものです。まずは、自分の肥満度を知りましょう。体重kg÷(身長m)2で出たBMIの数値が25以上だった場合、減量を考えたほうがよいかもしれません。日本人の理想的なBMI指数は22。病気にかかりにくい身体づくりのためにも、この数値を目指してみてください。

自分の標準体重を知ろう

BMIが、18.5~25未満であれば標準値です。ただしBMIで見ても、実際にどのくらいの体重を目指せばよいのかわからないこともあるでしょう。理想体重を求めるには、身長(m) × 身長(m) ×理想BMIの 22をかけ合わせます。日本人男性の平均身長167.3cmで考えると、1.673×1.673×22=61.6。同程度の身長で61.6kgを大きく超える方は注意が必要です。

減塩を考えたバランスのよい食事

食事バランスと腹八分目を意識する

肥満体型を改善するためには、バランスのよい食事が不可欠です。味付けが濃く高カロリーな食べ物を好んで取っていませんか。また、飲酒中は食欲が増し、食事バランスを崩す原因になりかねません。主食は玄米や分づき米などにして、野菜、きのこ類、魚を取り入れます。満腹になるまで食べるのではなく、腹八分目を意識するようにしてみてください。

塩分を上手に控える

もともと日本食は塩分過剰の傾向にあるものです。健康を気遣い自炊をしているという方も、これまでの食卓を振り返り塩分の摂取量に気を配ってみましょう。家族がいて別メニューを調理するのが手間であれば、同じ食材を使い途中の工程までは一緒に行ったうえで、味付けだけ別にするのがおすすめです。香辛料や香りのある野菜を活用すると薄味の食事でもおいしく食べられます。

魚中心の食生活へ
食物繊維も摂りましょう

血液をサラサラにする食事とは

血栓の詰まりを防ぐためには、血液をサラサラに保つことが重要です。適度な運動や水分補給なども効果的な方法ですが、食事面でも血流をスムーズにすることはできます。たとえば、肉中心の食生活を送っているのであれば魚に切り替えましょう。また、揚げ物を減らしつつ緑黄色野菜や海藻を取り入れるのもおすすめです。このほかに、納豆、豆腐も血管の詰まり解消に効果的といわれています。

食物繊維を摂りつつ糖質コントロール

糖質コントロールをしようとすると、食物繊維が足りなくなる傾向にあります。これは、糖質制限の対象になる炭水化物が、食物繊維も多く含むため。食物繊維が足りないと便秘がちになり、体重減少を停滞させてしまいます。ダイエットを行う際には上手に食物繊維を摂るようにしてみましょう。もやしやきのこ、おからなどがおすすめです。

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