不整脈を予防するための夜の注意事項

不整脈を心筋梗塞の発作は、夜にやってくることもあります。夜の発作の主な原因は急激な温度低下。特に冬場、茶の間以外の部屋は、浴室も含めて非常に気温が低下しています。発作予防のためには、急激に体を冷気にさらさないことが大切です。他にも、夜の歯磨きや布団の重さなど、心臓病を予防するために夜に意識すべきことをまとめました。

急激に体温を下げない

冬場の夜にトイレに起きたときに不整脈や心筋梗塞の発作を起こす例が、非常に多く見られます。このタイプの発作の理由が急激な温度変化(暖→冷)であることは周知の通り。夜の不整脈、夜の心筋梗塞を防ぐために最初にすべきことは、特に冬場の温度対策です。
冬場、茶の間は暖房が効いていて暖かいものの、廊下や寝室は寒いという家も多いと思います。トイレや寝室に移動する際には、体が急激に冷えないように対策を考えましょう。
体の中でも特に温めるべき部位は首です。首には頸動脈と呼ばれる太い血管があります。この血管を流れる大量の血液が冷やされると、一気に全身の体温が下がります。急激な体温低下は不整脈や心筋梗塞の大きな要因。茶の間から移動する際には、マフラーなどで首の温度を維持することが大切です。
また冬場の朝、寝室の温度が非常に低下していることがあります。寒い部屋の中で無理して起床すると発作を起こす恐れもあるので、暖房で十分に温めてから起床するようにしましょう。暖房にタイマーが付いているならば、起床時に合わせて作動するようセットしておくと便利です。

布団が重いと感じたら心臓病の兆候?

就寝中に発作を起こす人も少なくありません。特に日本人の場合、就寝中の安静時狭心症や異形狭心症、心筋梗塞の発作は他国の人に比べても多いと言われています。
実は、これら就寝時の発作には、前触れが見られることもあります。床に就いたときに「いつもよりも布団が重い」と感じた場合には要注意。発作の前触れかも知れません。
心臓病の前触れの一つに、「仰向けになると息苦しく感じる」という症状があります。この前触れが訪れているときに床に就くと、普段よりも布団が重く感じると言われています。
布団の種類を変えた訳でもないのに、ある日から突然、布団が重く感じたならば、不整脈や狭心症、心筋梗塞の前触れかも知れません。早めに循環器科を受診するようにしましょう。

歯周病と心筋梗塞との密接な関係

初耳の方も多いと思いますが、歯と心臓には密接な関係があります。具体的には歯周病と心臓病の関係です。
歯磨きをおろそかにすると、歯周病に発展することがあるのはご存知でしょう。歯周病を患うと、血中にNTF-αという物質が増加します。この物質が増加するとインスリンの働きが抑えられてしまい、糖尿病に発展することがあります。糖尿病は心筋梗塞の合併症の一つとして有名。これが、歯周病から心筋梗塞に至る一つ目のルートです。
また、歯周病菌には血液を凝固させる働きがあります。血液が凝固すると血栓ができやすくなりますが、その血栓が心臓の血管に詰まってしまうと心筋梗塞となります。これが歯周病から心筋梗塞に至る二つ目のルートです。
さらに、歯周病という症状自体が直接、動脈硬化を進行させることも判明しています。動脈硬化もまた心筋梗塞の大きな原因の一つ。これが歯周病から心筋梗塞に至る三つ目のルートです。
歯周病は、実に三種類ものルートから心筋梗塞を招くリスクがある非常に恐ろしい病気。歯周病を予防するために、1日2回以上は歯を磨くようにしましょう。特に夕食後の歯磨きでは、歯垢を落とすだけではなく、歯茎を刺激するなどして血行を良くすることも大切。歯間ブラシやデンタルフロスなども積極的に活用し、歯周病の予防に努めましょう。

脱衣所と浴室は意外に寒い

入浴中に不整脈や心筋梗塞を起こす例は頻繁に見られます。発作の理由は、急激な温度変化です。
最も怖いのは冬場です。「お風呂は温かい」というイメージとは反対に、冬場の脱衣所や浴室は冷えていることが多いもの。茶の間などとの温度差をなくすために、脱衣所には暖房を設置するなどしたほうが良いでしょう。また浴室を温めるためには、しばらくの間、浴槽のフタを開けておくことが有効。暖かい蒸気で十分に浴室を温めたうえで浴室へと移動しましょう。
また、熱すぎるお湯に浸かるのも、不整脈や心筋梗塞のリスクを高めるので要注意。お湯の温度の上限は40°とし、水面は心臓より下にするようにして浸かりましょう。

横向き寝を実践して不整脈を予防

睡眠時の無呼吸状態(30秒以上の呼吸停止)が不整脈や心筋梗塞を招くことがあります。 無呼吸に陥ると、体内の僅かな酸素を全身に行き渡らせようと心臓の動きが活発化。その結果、心臓に負担を与えてしまい発作へと至ります。
睡眠時の無呼吸状態は、イビキをかく人に多く見られます。逆に言えば、イビキをかかない寝方をすれば、睡眠時無呼吸は解消される可能性があります。
イビキをかかないための有効な寝方は「横向き寝」です。横向きの姿勢で寝ることで、ほとんどの人はイビキを解消することができます。以下のいずれかを実践して、横向き寝に慣れてしまいましょう。

  • リュックに毛布などを詰め、背負った状態で寝る
  • 抱き枕を利用して横向きを維持する
  • 横向き用の専用枕を利用する

昨今、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が社会問題化した経緯もあり、現在では多くの病院でSASの専門的な治療を受けることができます。枕などの工夫だけでは無呼吸が改善されない場合には、早めに病院で治療を受けることをお勧めします。

不整脈の予防・改善に効果的な
「小林式EPA」とは

不整脈の原因の一つに、血管攣縮(れんしゅく)という症状があります。血管攣縮とは、血管の一部が異常に収縮してしまう症状。収縮した部分で血液の流れが滞ってしまい、結果、不整脈を誘発してしまいます。
この血管攣縮の予防・改善に効果的な成分がEPA。EPAとはイワシやサンマなどの青魚に豊富に含まれる脂質成分で、以前から血液サラサラ効果などで知られている成分です。
EPAの血管攣縮抑制効果を発見したのは、山口大学の小林誠教授。小林教授による特殊なEPA抽出技術によって、より血管攣縮の改善効果の高い形でEPAを抽出することに成功しました(小林式EPA)。
血管攣縮は、不整脈を持病に持つ人だけでなく、健康な人にも突如として発症することがあります。小林式EPAは、今後、広く不整脈の予防・改善に貢献していくことでしょう。

注目の成分「小林式EPA」開発の経緯やメカニズム、また、唯一「小林式EPA」が配合されている商品の説明は以下のサイトで確認してください。

 

心筋梗塞・狭心症を予防
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