不整脈予防のために朝の注意事項

不整脈や狭心症、心筋梗塞などの発作は、朝に発症することが多いと言われています。その理由は、起床による自律神経の急激な乱れ。発作を予防するには、自律神経をゆっくりと変化させてから起き上がることが大事です。起床後、寝たままの体勢で行なう「大の字伸ばし」「強心アロマ」など、朝にできることを習慣化して発作を効果的に予防していきましょう。

不整脈は朝に頻発する

不整脈の主な原因は自律神経の乱れです。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類がありますが、交感神経が優位に働いているときは血管が収縮して心拍数や血圧が急激に変化します。その結果、不整脈を誘発してしまいます。

ところで、睡眠中は副交感神経が優位に働く時間。起床した瞬間から交感神経が優位に働き始めます。つまり朝という時間帯は、自律神経の優位性が急激に入れ替わるタイミングです。不整脈は朝に頻発すると言われますが、その理由は自律神経の急激な入れ替わりにあったのです。

朝の不整脈を防ぐためには、目覚めたら急に起き上がるのではなく、正しい準備をしてから起き上がるようにしましょう。交感神経と副交感神経を、ゆっくりと入れ替えるのです。

以下では、自律神経にやさしい起床のやり方を2例ほど紹介します。

朝の不整脈を予防する方法「大の字伸ばし」

朝、自律神経の入れ替えを緩やかにして不整脈を予防する有効な手段に、「大の字伸ばし」があります。「大の字伸ばし」とは、文字通り体を大の字に伸ばす運動のことです。

まず、目が覚めたらすぐに起き上がらずに、仰向けの体勢を維持してください。そのまま大の字の形になるように、手と足を上下に広げます。その後、手足に力を入れて上下に伸ばすわけですが、伸ばす際には息をゆっくりと吐き出します。伸ばしきったら、今度は息をゆっくりと吸いながら手足の力を緩めていきます。

単に手足を大の字に伸ばすことだけを考えてしまうと、息の「吐く→吸う」が逆になってしまうので注意してください。腹式呼吸をご存知の方は、その要領で大の字伸ばしをやると良いでしょう。

この大の字伸ばしを起床時に毎日実践していれば、朝の自律神経の急激な乱れを防ぐことができます。ひいては血圧や心拍数の急激な上昇も抑えることができ、不整脈の予防効果が期待できるでしょう。 とても簡単な運動なので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。

朝の安静時狭心症を予防する方法「強心アロマ」

起床時に起こりがちな発作の一つに、安静時狭心症があります。安静にしている時に、胸や背中などに圧迫感を覚えたり、あるいは息苦しさを覚えたりする症状です。

安静時狭心症の主な原因は、不整脈と同じく自律神経の乱れ。交感神経が急激に活発化することで冠動脈が痙攣をおこし、やがて血流が悪化して安静時狭心症が発症します。

安静時狭心症を予防するには、他の心臓疾患と同様に自律神経のバランスを安定化させることが大事。ストレス解消、十分な睡眠などが有効な予防策です。また、それに加えて毎日「強心アロマ」を実践してみるようにしましょう。

「強心アロマ」とは、朝の起床時にアロマの香りを楽しむこと。目覚めたらすぐに起き上がるのではなく、布団に寝転がったままの体勢でアロマをたいてみてください。リラックス感に包まれながら徐々に体が目覚めるので、それに合わせるように交感神経と副交感神経もゆっくりと入れ替わるでしょう。

おすすめの香りは、目覚め効果の高いレモングラス、ペパーミント、ローズマリーなど。タイマー付きのアロマディフューザーを利用すれば、起床時に自動的に香りが立ち上がるので便利です。

不整脈に効く画期的な成分の発見
~小林式EPAとは~

不整脈を引き起こす原因はいくつか指摘されていますが、それらの中に血管の異常な収縮があります。血管攣縮(れんしゅく)と言われる症状です。

血管攣縮は、健康な人でも何の前触れもなく急に発症します。発症したら早急に処置を受ける必要があり、処置までに時間がかかってしまうと、不整脈にとどまらず、狭心症や心筋梗塞に発展してしまう恐れもあります。

血管攣縮の治療法として一般的に行なわれているのが、薬物の投与による血管の拡張。異常を起こした血管を拡張して、正常な血流を維持するといった治療法です。
ただし、この治療法は大きな弱点が指摘されています。異常を起こした血管だけではなく、正常な血管までも一緒に拡張させてしまう、という弱点です。全身の血管が一斉に拡張してしまうと、血圧の急激な低下など非常に危険な副作用を引き起こす恐れがあります。こうした副作用を回避しつつ血管攣縮を治療できる方法が、以前から望まれていました。

ところが昨今、長年望まれていた血管攣縮の治療法にからめ、画期的な研究成果が発表されました。イワシやサンマなどの青魚に含まれるEPAという成分が、攣縮を起こした血管だけをピンポイントで拡張させる、との研究成果です。発見したのは山口大学の小林誠教授のグループでした。

小林教授のグループは、こうしたEPAの効果のみならず、さらに一歩進んだ研究成果も発表しています。EPAの抽出方法に関するものです。 EPAは、その抽出過程において熱が加わると「シス体」と呼ばれる立体構造が崩壊。この構造が崩壊すると、血管攣縮に対する効果が薄れてしまいます
そこで小林教授のグループは、この立体構造を崩さない形でのEPA抽出に成功。他の一般的なEPAとは分けて「小林式EPA」と命名されました。

注目の成分「小林式EPA」開発の経緯やメカニズム、また、唯一「小林式EPA」が配合されている商品の説明は以下のサイトで確認してください。

 

心筋梗塞・狭心症を予防
するためには?