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なぜ起こる?心筋梗塞狭心症主な原因

動脈硬化が心筋梗塞や狭心症を引き起こす
心筋梗塞・狭心症の主な原因に、動脈硬化があります。動脈硬化が進むと血管が硬くなり、プラークが溜まって細くなったり、完全に塞がれてしまいます。血液の流れが悪くなると、心臓に酸素が届きにくくなり、狭心症になります。また完全に血液の流れが止まると、心筋が壊死して心筋梗塞を引き起こします。

 

動脈硬化

動脈硬化が進行すると心筋梗塞や狭心症になる!

動脈硬化が進行して血管内に血栓ができると、血管が細くなって血液の流れが悪くなります。心臓に流れる血液量も不足するので、心筋が酸素不足になって胸の痛みが現れます。この状態が狭心症です。また血栓で完全に血管が塞がれると、血液が流れなくなり、心臓への血液供給もストップします。心筋に酸素が届かなくなると細胞が壊死して機能しなくなり、心筋梗塞になります。

動脈硬化は血液がドロドロになって血管がボロボロに

健康な状態の血管は、しなやかで、血液がサラサラと流れています。しかし動脈硬化になると、血管が硬くなったりもろくなり、血液の流れも悪くなります。動脈硬化が起きる血管は、主に動脈ですが、動脈以外の血管でも起きることがあります。生活習慣病があると動脈硬化になりやすく、血液中のコレステロール値や血糖値も高くなります。血栓もできやすくなるため、リスクが高まります。

動脈硬化の原因は血管壁に堆積したコレステロール

生活習慣病があると、血圧やコレステロールの影響で血管が傷つくと、LDL(悪玉コレステロール)を取り込んで酸化させます。それをエサにするマクロファージが増殖・死滅すると、血管内に脂質やコレステロールが溜まっていき、粥状のドロドロとしたプラークを形成します。血管が弾力性を失って硬くなると、血管が細くなって、血液の流れが悪くなったり、プラークが敗れて血栓ができやすくなります。

 

血栓

血栓ができると心臓が酸素不足になって心筋梗塞や狭心症に

血管の中に血栓ができると、血管を狭くしてしまい、そこで血液が流れにくくなります。特に冠動脈が狭くなると、その先に血液が流れにくくなり、心臓にも十分な血液が行きわたらなくなります。心臓を動かしているのが心筋です。心筋は血液によって酸素や栄養分を補給していますが、酸素不足に陥ると胸の痛みが現れ、狭心症になります。また血管が完全に塞がれると、やがて心筋が壊死して心筋梗塞を引き起こします。

血栓は血管の中にできて固まる、剥がれない「かさぶた」

血栓を簡単に説明すると、血管の中にできる「かさぶた」です。擦り傷ができると血小板が固まってかさぶたになり、傷口を塞ぎます。血管の中でも同じことが起きているのです。コレステロール等の影響で血管が傷ついて出血すると、血小板が集まって止血し、そのまま血管壁に残ります。これが血栓です。血栓ができると心臓に血液が流れなくなります。すると心筋が酸素不足に陥って壊死してしまい、心筋梗塞になります。

血栓ができるメカニズム~傷ついた血管の修復作用

正常な血管は、しなやかで、血液がスムーズに流れます。ところが生活習慣病などで血液が濁っていると、血管壁がコレステロール等で傷ついて出血します。それを止血する時にできた血小板の固まりが血栓です。血管が元気な時は、血栓が溶けて血管がもとに戻りますが、血液中のコレステロール値や血糖値等のバランスが崩れると、その場に堆積して血液の通り道を塞ぎます。そのため心臓に血液が届かなくなり、心筋が壊死して心筋梗塞になります。

 

Attention ご注意!

血管の異常な攣縮

知られざる心筋梗塞の原因、
血管攣縮とは

血管攣縮とは、血管が突然けいれんをするように、収縮する現象のこと。コレステロール値が高いと、発生確率が高いという傾向はありますが、確かな原因は分かっていません。健康な人でも起こる可能性があるというのが、この症状の怖いところ。特に動脈硬化が進んでいる状態で異常収縮が起こると、たとえ小さな収縮でも命に関わるリスクがあります。

血管の異常収縮が
発生するメカニズム

血管を含めた細胞は、カルシウムイオン(Ca2+)で動くのが生物の原則ですが、血管の攣縮は、その原則に当てはまりません。では、一体何が原因なのか?近年、山口大学小林誠教授のチームの研究により、“SPC(スフィンゴシルホスホリルコリン)”という物質が、血管の異常収縮を引き起こす酵素を活性化させる働きがあることが解明されました。

最終的に死に至ることもある血管攣縮の怖さ

血管の異常収縮(攣縮)が心臓で発生すると、冠動脈が狭くなり、やがて20~30分で心筋梗塞が起こり、その部分の筋肉が壊死するに至ります。自覚症状としては、胸の締め付けられるような痛みがあり、息苦しさや動悸を伴うことも多いようです。脳で血管の異常収縮が起こると、5分で大脳皮質がダメージを受け、脳幹まで広がると、死に至ることになります。

 

心筋梗塞・狭心症が発生しやすい時とは?

1

【入浴】お風呂上りの
急な温度差が負担に

血管は熱い場所にいると、熱を放出しようとして拡張し、寒い場所に移動すると、熱を逃がさないように収縮します。入浴後、急激に体を冷やすと、拡張した血管が一気に収縮して、心筋梗塞や狭心症を起こしやすくなります。

2

【就寝中】睡眠中の
無呼吸に要注意

いびきをかく人は、睡眠時無呼吸症候群になりやすく、心筋梗塞の危険があるといいます。いびきをかいた後に呼吸が止まると血圧が下がり、再びいびきをかくと血圧が上昇します。低酸素状態になりやすく、リスクが高くなります。

3

【真冬に急増】真冬の早朝は温度差に気をつけて

真冬の1月から2月にかけては、心筋梗塞・狭心症になる人が急増します。これは、寒さによって血管が収縮して、血液の流れが悪くなるため。特に真冬の朝は、温かい布団から出ると、急に冷たい空気に触れるので要注意。

4

【午前中】1日の中で
血圧が上昇する時間帯

脳卒中や心筋梗塞を発症しやすい時間帯は、朝から午前中にかけてです。その理由は2つあり、1つは血圧が上昇するため。そしてもう一つが、午前中は血液が固まりやすいためです。起き抜けに運動すると、一気に血圧が高くなります。

 

心筋梗塞・狭心症を予防
するためには?